日本の産業の中核である加工組立型産業

製造業の中核「加工組立型産業」とは?

「加工組立型産業」とは、素材型産業で創られた鉄鋼などの半製品(素材)を元に製品を作る。
またはすでにパーツとして完成した機械や電子部品などを組み立てて製品を完成させる製造業のことを言います。
一般的には工業、メーカーという呼び名で呼ばれます。

素材型産業で作られた鉄鋼などの金属素材を元に、ネジなどの金属部品を制作する。
またそうやって作られた電子部品などを組み立てて、テレビや冷蔵庫などの家電や、自動車などの製品を制作するメーカーがこれに当たります。
日本では1970年代にオイルショックの影響から、エネルギーを消費する素材型産業が打撃を受けたこともあり、比較的エネルギー使用量が低く、技術によって製品の品質を高められる加工組立型産業の比率が高まっています。

加工組立型産業のメリットとデメリット

加工組立型産業のメリットは、会社が持つ技術次第で高い品質の製品を開発できることです。
またこれまでにない革新的な新製品を開発することで、社会的なイノベーションを起こすことも可能です。
日本製の製品がその高品質から世界的なブランドとなり、またかつて日本発のウォークマンが世界を席巻したのがその一例です。

デメリットとしては、加工組立型産業は、さまざまな素材や部品を組み立てて製品を製作しているため、その中の素材や部品の品薄や価格高騰などが起こると、生産が不可能になる。
または利益が少なくなるといった点です。
また近年では特にスマートフォンなどの電子製品では、諸外国の製品も品質が高くなり、市場の競争が激しくなっています。


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